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空気と地熱の力で家を温める
床暖房システム(床下エアコン)について
6月1日・8日に『構造見学会』を予定しています


 
 高効率なエアコンを床下に設置して床下全体を温めることで熱容量の大きな基礎に熱を蓄えます。そうすることで天気、時刻、場所による温度ムラを軽減することが出来ます。大げさですが年間を通して安定している地熱も利用して家を温めるという考え方です。また、床全体が暖かくなるので床面からの熱放射によって快適性も向上します。あまり聞かない技術ですが寒い地方だけではなく東京都内でも実績があります。技術講習を何年も前から受けて準備進め、昨年初めて依頼を受けて1棟目を完成させました。その実績を踏まえこの春から2棟目の建築が始まります。工事の状況を順を追って紹介してまいります。とりあえず完成写真からご覧ください。
 
 数値でものをいうのはあまり好きではないのですが、相当隙間面積:C値(高気密住宅の目安は0.5)の当事務所実績は0.3から0.4で、断熱性能:外皮平均熱還流率(UA値)は0.42です。0.42という値はZEHの基準値0.6や北海道:断熱等級4の基準値0.46を上回っています。デザインは好みによりますが、2025年から義務化される断熱性能でも期待に応えられるよう取り組んでいます。
 

エアコンは奥の格子の下に入っていて、ここから室内の空気を吸い込んでいます。エアコンと格子は隙間なくスポンジでつながっています。手前の点検口を開いてエアコンのメンテナンスをします
 
  

温風は床の格子から吹き出してきます。前述のように吸込み口とエアコンはスポンジでぴったり隙間なくつながっているので吸い込んだ分は全てこのような吹き出し口からしっかり吹き出してくれる仕組みになっています
 
 少しづつ内容を充実させる予定です。時々見に来てください 

6月1日(日)・8日(日)に 『構造見学会』を開催いたします