木造準耐火構造の住まい

木造準耐火構造の住まい


木造準耐火構造の住まい

 

準防火地域に3階建ての住宅を建てたい時など、地域・建物の用途・規模によっては木造準耐火構造の住まいを造る必要が生じます。それでも下記のような要望がある場合は、木造在来工法あるいはSE構法による木造準防火構造の住まいが良いのでは!


木の暖かさ、温もりが感じられる住まいにしたい
 → 下地を準耐火構造とするので仕上げは比較的自由な素材を使用できます。


鉄骨や鉄筋コンクリ-ト造よりも工事費を抑えたい
 → 構造部分のコストは木造が一番抑えられます。


自由なプランニングにしたい
 → 一般的な住宅規模であれば柱は壁の中に隠せたり、邪魔にならないサイズに抑えられます。
   木造住宅ならではの自由なプランが魅力です。



木造準耐火構造で出来ること

 
木造ならではの自由な空間

木造ならではの自由な空間設計により日差しを採り込む高窓とウッドデッキをコンパクトに納めました。

明るく見通せる階段

段板を既定の厚さにすることで見通せる階段にすることができます。広さを演出したり、風通し・採光を確保することができます。

梁を見せて天井を高くする

燃え代設計により木の梁を見せることができます。隠さない分、天井を高くすることができます。

ヒノキ板張の浴室

下地を準防火構造にすることでヒノキ板張の浴室にすることができました。いい匂いです。窓からはベランダ庭園が楽しめます。

木製の玄関扉

敷地境界線から一定の距離にあるドアや窓は木製とすることができます。ガラスブロック窓とビー玉をはめ込んだ玄関扉を組み合わせた例です。

木製庇

構造上主要な部分ではない庇や藤棚などは木で造れます。

外部仕上げなど

ベランダ庇や手すりなど主要構造部以外は木製とすることができます。(地域の行政に確認の必要があります) 比較的コストを抑え自由な形で造れます。