設計の進め方

設計の進め方


建築相談・プラン作成(10日程度 )

事務所に来ていただきお話を伺います。建築相談は無料にて行います。実際の建築事例を完成写真だけではなく現物(当方のショールーム)、工事中の写真、図面、予算書などを用いて説明することも可能です。
設計の進め方、考え方など当方の取り組みに共感して頂ければ依頼していただくことを前提にプランを作成いたします。図面を描くには現地調査(官庁調査の他、隣接建物の位置、高さなどの測量、そこから見える風景など敷地の特性を徹底的に調査、観察いたします)とその後の検討が必要となり、かなりの労力が必要です。10日程度の期間を頂き、考え方の違う案を2つ、提案致します。
土地探しからの相談については、と協働で土地探しも致します。

 
基本設計(1ヶ月程度)

計画案の結果、方針が決まりましたら設計・監理契約を交わします。基本設計では案を絞り、住まい方を打ち合わせしながら更に細かいところまで決めていきます。打ち合わせの一部はZOOMのオンライン会議システムも採用し、往来の負担軽減もしております。
この時期に工務店の仮決めをします。

設計料 [木造の設計監理の場合]
施工床面積㎡あたり24,000円/㎡+税
(耐震性の高い安全な建物を設計するために、全ての建物に鉄筋コンクリート造と同様の構 造設計・構造計算をします。混構造の場合は別途相談)
床面積基準100㎡以下の建物の場合は一律2,400,000円+税
支払い時期は契約時、実施設計完了時、業務完了時の3回となっています。

 
概算見積り(2~3週間程度)

建物は全て特注となります。プラン、仕様、デザインによって金額が異なるため平面プラン(間取り)案が決まった時点で工事費の見積りをします。
全ての設計が完了してから見積もりを行う方法では予算をオーバーした時には建築費を追加するか、決めたことのいくつかをあきらめることになります。せっかくショールームで決めたキッチンや照明器具などの仕様変更をせざるを得ないケースがあり、これば非常に残念なことです。
当方は平面プラン(間取り)が決まった時点で正確な見積もりを作成します。想定したキッチンなどの住宅設備や内外装材の資料も合わせて提出するので、早いタイミングで予算、仕様の確認・調整をすることが出来ます。予算オーバーの場合は一からのプラン見直も致します。予算内に収まることを確認し、それをもとにショールームで仕様決定が出来るのなど、安心して次の実施設計に進むことが出来ます。

 
実施設計(1~2ヶ月程度)

実施設計の打ち合わせは図面・建築パース・スケッチを使い時間をかけて丁寧に進めていきます。その間、キッチン・衛生設備・照明などのショールームへも行きます。

 
見積り調整(1ヶ月程度)

実施設計に対する見積もりをします。要望により平面や仕様が変わることがあります。予算の調整の必要があるときは、ここで最終的な使用の調整、確認をして工事契約をします。

 
工事監理(4~6ヶ月程度)

工事契約を結んだら工事着工となります。工事中は週1回程度現場に赴き、図面通り出来ているか確認し、不具合があれば是正することで住宅としての性能を確保していきます。
また、節目毎に建て主さんと現場立会いをし実物を確認することで、仕上げ材の色など設計中に決めきれないものを決めていきます。
工事は実績のある提携工務店が責任を持って施工します。

 
完成・引き渡し

役所検査、設計事務所と工務店による検査、建て主検査を経て引き渡しとなります。引渡し後もメンテナンスの助言などを行いながら、建て主さん・住宅とのお付き合いを続けていきます。