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地震に強い住まい

ー 力学的根拠のある許容応力度設計による構造設計の採用 ー


一般的な木造2階建ての住宅は、構造計算の義務がなく簡易的な構造チェック(耐震壁の量と配置バランスの確認)で済ませることができます。
平屋建てや開口が少なくシンプルで構造的にバランスの良い建物であれば、力学的な検討を省いても問題はないかもしれません。
ところが実際は快適性を求めて南側に大きな窓や吹き抜け、広い部屋を設けるなどした構造的にバランスの悪い建物の方が圧倒的な多数派ではないでしょうか。
当事務所では1棟ごとに鉄骨造の構造設計と同様の許容応力度設計(※1)によって建物の安全性を確認し、更に工事監理によって図面通りに施工できているかを確認することで、耐震性の高い住宅を建てています。

 
※1 許容応力度設計とは
◆建物自体の重さ(人や家具、屋根部材や積雪など)を計算し、その重さに耐えることができるか、そこにかかる力(台風など風の力・地震の力)に耐えることができるか、そしてそれらの力によって起こる建物の変形に対して安全かを構造計算によって確かめます。
 
◆1本ずつの柱や梁、それらの接合部についてもそこに加わる力を解析し、その力に耐えうる部材の強度と接合方法(接合金物)を決めます。
  
 

 
◆地震の際、建物の重さの中心である『重心』と堅さの中心である『剛心』が近くなるように設計することで建物がねじれにくくします。
 

設計事務所としての取り組み

地震に強い住まい

ー 力学的根拠のある許容応力度設計による構造設計の採用 ー


一般的な木造2階建ての住宅は、構造計算の義務がなく簡易的な構造チェック(耐震壁の量と配置バランスの確認)で済ませることができます。
平屋建てや開口が少なくシンプルで構造的にバランスの良い建物であれば、力学的な検討を省いても問題はないかもしれません。
ところが実際は快適性を求めて南側に大きな窓や吹き抜け、広い部屋を設けるなどした構造的にバランスの悪い建物の方が圧倒的な多数派ではないでしょうか。
当事務所では1棟ごとに鉄骨造の構造設計と同様の許容応力度設計(※1)によって建物の安全性を確認し、更に工事監理によって図面通りに施工できているかを確認することで、耐震性の高い住宅を建てています。

 
※1 許容応力度設計とは
◆建物自体の重さ(人や家具、屋根部材や積雪など)を計算し、その重さに耐えることができるか、そこにかかる力(台風など風の力・地震の力)に耐えることができるか、そしてそれらの力によって起こる建物の変形に対して安全かを構造計算によって確かめます。
 
◆1本ずつの柱や梁、それらの接合部についてもそこに加わる力を解析し、その力に耐えうる部材の強度と接合方法(接合金物)を決めます。
  
 
 

 
◆地震の際、建物の重さの中心である『重心』と堅さの中心である『剛心』が近くなるように設計することで建物がねじれにくくします。